ル・ヴィニュロン・サヴォイヤール　キュヴェ・エクセプション・テロワール・サヴォワ・アプルモン

・畑アプルモン地区はこのエリアで最も有名なアペラシオンの一つ。1248 年にグラニエ山 崩壊の大規模な土砂崩れが起き、粘土質石灰岩と白亜紀の石灰岩ががれきとなって流 れ着く。畑の土壌は石灰岩が優勢で石が多く、急な斜面にあるため、日当たりが良好。 ジャケールは、主にサヴォワ地方で栽培されている白ワイン用のブドウ。

・ワイナリー 収穫後は完全に除梗しスキンコンタクト・マセレーション。圧搾後はステンレスタン

クで 30 ~ 35 日かけてアルコール発酵。マロラクティック発酵が終了すると、細かい 澱とともに 3 ~ 9 カ月間ステンレスタンクで熟成。

・造り手 ル・ヴィニュロン・サヴォイヤール

サヴォワはリヨンの東側に位置し、レマン湖の南側から、スイス、イタリアと国境を 接するフランス東部の地域です。標高 1,500m を超える山々が連なり、3,500m 級の山 が沢山あるサヴォワ地方はまさに山岳地帯。その中でもブドウは比較的なだらかな標 高 250m ~ 450m の畑で栽培されています。1952 年にショーターニュ地区で設立され た協同組合が 2016 年にアプルモン地区の共同組合と合併し、新たに生まれたのが Le Vigneron Savoyard ル・ヴィニュロン・サヴォイヤールです。現在は約 35 名ものブド ウ生産者(合計 170ha のブドウ畑を栽培)が団結、協力し合い、サヴォワワインを生 産しています。セラーではバット室の改修と新しい瓶詰ラインが設置され、ここで年 間 10,000hlのワインを生産しています。 また、彼らは「環境への敬意とサヴォワワインの伝統継承」という共通の価値観を中 心として結束しており、お互いが培ったノウハウを分かち合いながらサヴォワの偉大 で自慢のアペラシオンをストレートに、最大限に反映したワインを造り出しています。